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一斉休校子育てママ・パパの声を大西市長に届けました

一斉休校子育てママ・パパの声アンケートにたくさんのご協力、ありがとうございました!!

本日、アンケートに寄せられた声を大西市長に届けました。

 

⭐︎今回のアンケートの経緯

7日(土)夜に熊本市からHAPPY PARKプロジェクトに連絡があり、今回の一斉休校の影響について子育て中のお母さんの声を聞きたいとの依頼を受けました。私たちにできることとして考えたのが、ネット上でのアンケート。SNSやイベントなどを通じてつながる、ママ作家さんをはじめ、お母さんたちの声をネットアンケートを使ってなら集められると考えました。

 

急遽アンケートを作り、公開スタートしたのが一昨日の9日(月)午後でした。【一斉休校子育てママたちの声アンケート】でスタートしましたが、何名かのパパから「パパは記入できないの?記入したいんだけど」との声を受け、【一斉休校子育てママ・パパたちの声アンケート】に変更しました。

 

⭐︎驚きの回答数

9日夜にはすでに300件の回答が届いていました。10日24 時までに集まった回答数は553件でした。短い期間でこれだけ多くの回答数があったのは、それだけ、関心が高い、行政に対して意見を伝えたいという思いがあったのだな、と感じています。本当にたくさんの方の回答、そして、シェアをありがとうございました。

 

⭐︎アンケート結果の概要

一斉休校により子どもの感染リスクが下がるという安心感を多くの人が感じている一方で、同時に大きな不安感も抱えてることが明らかになりました。

「不安感の理由」で多かったのは、

1番目が、いつまでこの状態が続くのか、見通しが立たないこと。

2番目が、新型コロナウィルスと一斉休校の影響で収入減になっていること。

3番目が、学校からの「不要不急の外出を控える」とのお達しや、図書館・体育館・動植物園・児童館なとが閉鎖して安全な子どもの居場所がないこと。

4番目が、食事の用意が大変、栄養源としての給食をこどもに食べさせられないこと。

5番目が、卒業式・入学式・入試など子どもの成長の節目の行事を行えないこと。

 

「熊本市に期待する政策」として多かったのは、

1番目が、収入減の補助や追加の学童でかかる費用の補助。

2番目が、子どもの遊び場や運動する機会の確保。

3番目が、子どもの学習の場の確保。

4番目が、マスクや消毒薬の供給。

5番目が、情報の共有。

などでした。

 

10日24 時までにいただいた回答は全て大西市長にお届けしました。本音に近い、リアルな声をお届けすることができました。

 

⭐︎市長との意見交換

アンケート結果を報告した後に、大西市長との意見交換をしました。その場には、教育委員会の方がたくさんいらしていて、本当に多岐にわたって深い話をしました。

 

公園などの広い場所ならば、子どもの外出OKと言えるんじゃないか?、ぜひ校庭だけでも

解放してもらえないか、と伝えました。今の段階では、感染のリスクはないとハッキリ言える段階になっていないとのことで、WHOや政府の見解を見ながら、子どもの遊び場を確保できないか考えていく、ということでした。

 

学校は休校でも、学童保育は開いているということで、そこでの感染拡大を心配している声もありました。学童保育では消毒など防疫対策を行い、現在は通常の4割程度の子どもさんが通っているとのことで、空いている状態であることも、今日わかりました。

 

給食がなくなったことによる食品ロスを心配する声もありました。給食用の食材が出荷できなくなり廃棄になるような食材があれば、その情報をいただければ、SNS拡散により引き取り手とつなぐことができます、という提案をさせていただきました。

 

様々な教育委員会の細かい決定事項がなかなか保護者まで伝わっていない現状もわかりました。決定事項や学校関係の予定など、小さなことでもタイムリーに小中学校の安心メールを経由して伝えるようにしてもらえれば、保護者に情報が届き、不安が少しずつ解消して安心するので、ぜひお願いしたいとお伝えしました。

 

⭐︎意見交換会を振り返って

コロナウィルスの実態がまだまだ未知な部分があるため、先が見えない、不安な状況ではありますが、いただいた声をそのままお伝えした上で、今できることは何かに重点を置いて意見交換をさせてもらいました。大変有意義な時間をありがとうございました。

 

⭐︎次のミッション

今回の反響を踏まえ、次は新学期と収入減に関するアンケートを市長から依頼されました。

近々行いますので、次回も宜しくお願いします。